高麗人参比較高麗人参比較
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高麗人参の「白参」とは

高麗人参にはいくつか加工方法があり、その方法によって呼び方が変わります。
その中でも高麗人参を乾燥させるという加工方法をとっている、「白参」について説明をします。

まず、高麗人参は種を植えてから収穫するまでの年数を基準にして、「~年根」という呼び方をします。
一般的に収穫に適しているのが、4~6年育てた4年根や6年根というものが主流となっています。
白参は、この中でも4年根と呼ばれるものを使用している場合が多いようです。

長く栽培すれば、高麗人参に含まれている有効成分であるサポニンの量が増えていき、
その量は6年でピークを迎えその後は減少していきます。

長期間、高麗人参を栽培し続けるということは、非常に苦労の絶えないことです。
4年根を栽培するにも、土づくりに2~3年という時間をかけます。
その後、種を植えてからも収穫を迎えるまでに水質管理や土壌管理、自然災害や害虫などからも
高麗人参を守り続けなくてはなりません。

そうしてようやく収穫することができるのです。
ですが、高麗人参はその土地にある全ての栄養分を吸収してしまうと言われています。
そのため、同じ土地でまた高麗人参を栽培するには最低10年の年月を経てからしか、
次のものを栽培することができないのです。

白参を栽培するサイクルだけでも、15年以上の年月がかかっているということなのです。
そんな長い時を経て作られた高麗人参だからこそ、非常に高い効果を期待することができるのです。
そして、4年根の高麗人参を、皮を剥いて乾燥させたものが白参と呼ばれているのです。

この白参は強壮剤としての作用が強く、新陳代謝を活発化させたり興奮作用があるとも言われています。
ホルモンを分泌させる作用もあるため、更年期障害や不妊などにも効果を期待することができます。

しかし一方で、もともと血圧が高い人が服用することで興奮作用からより血圧が上がってしまい、
心臓に負担をかけてしまうことがあります。
最悪の場合、命のかかわることもあります。
また、発熱中や不眠時などに服用することで、その症状を更に悪化させてしまう可能性もあります。

ですから、血圧が高い人や発熱時などは、蒸すという加工方法をとっているために
効き目が穏やかな紅参を服用することをオススメします。

同じ高麗人参でも、このように加工方法によって効果や作用が異なってきますので、
自分に合った高麗人参を選択するようにしましょう。